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第18章 校内散歩

 ――も、やだぁっ……んぁ、あっ!


 友人の視線へ感じてしまっている自分にも嫌気がさし、秘部を巡る快楽も含め、悠理は目に涙を浮かばせる。

 そして紅潮した頬や右手で押さえている口元を見て、三好は「大変っ」と勢いよく立ち上がった。

 
「私、保健の先生呼んでくる!」
「待っ――」


 ――先生なんて呼ばれたらっ……!

 青ざめる思いで三好を制しようとした悠理だが、声を発すると同時に胸の突起が激しく振動し始めた。


「あぁッ!?」


 慌てて胸を両腕で押さえつけるが、自分でも小刻みに震えている胸がよくわかる。

 きっと戸惑った表情でこの場に残っている小野寺に、それを気づかれるわけにはいかない。

 そう頭では分かっているが、快楽に麻痺してしまっている思考では、身体縮こませて俯くことしかできなかった。

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