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第18章 校内散歩

「さすがに救急車って言い出した時は、笑いそうになったけどね。それでも、心配してくれる相手がいるっていうのは幸せなことだよ」


 自分の言葉が悠理に届いていないとわかっていても、爽真は一方的な独り言をつづけていた。

 絶え間なく与えられる快楽に気を失いたくても失えない、いっそ拷問のような仕打ちを受けている悠理へと、親しげに独り言を呟き続ける。


「それにしても……どっちのバージンも貰えないなら、そろそろワンパターン化する頃だね。昨日一昨日にちょっと、欲張りすぎたかな」
「――んん゛ぅッ!?」


 悩むように首をかしげている爽真の傍で、悠理は何度目かわからない絶頂を迎えさせられる。

 すでに腰元から膝にかけてのシーツはびっしょりと濡れており、彼女は何度か潮を吹いていることが伺えた。

 今回もそれに該当するのか、膣内で蠢いているローターによって透明な液体を秘部からピュッピュと四散させた。

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