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秘密の時間

第13章 ◇距離

「さくら、立って」

私を立たせ片脚をソファーに乗せさらに激しく指を動かす

〝アッ…マツダサンッッ〟
松田さんに掴まり呼吸が早くなる

〝さくら…〟
絡める舌が激しさを増す

ダメ…気持ちいい
もう立っていられない…と思った瞬間彼の指の動きが止まる

「…マツダサン…?」
息を切らし彼を見る


「さくらのその顔にやられる」
彼の優しい表情に恥ずかしさが込み上げる

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