テキストサイズ

秘密の時間

第16章 ◇快楽


彼がシャワーを浴びる音で目が覚める

彼に寄り添い、彼の腕枕で抱き合っているうちに
少し眠ってしまったようで、ベッド脇には新しいガウンが置かれていた。

私はそのガウンを羽織り
シャワー室の扉を静かに開けた


ガチャ…


音と共に彼が振り返る

「おはよう」
優しい彼の声が心地良い。

「…ごめん、私寝ちゃったんだね」

「気にしないで
乱れたさくら、とっても良かったよ」

彼の言葉に顔が熱くなった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ