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秘密の時間

第18章 ◇巡り合わせ

振り返ると書類をたくさん抱えた高野さんがいた

「あ!お疲れ様です」
私に会釈する高野さん

「お疲れ様です
高野さんもご一緒だったんですね」

高野さんにもコーヒーを入れる
ニコッと笑う高野さん

たわいも無い話しで私もすっかりリラックスできた



「さくらちゃん、美味しい店知らない?」

「えーっと、何系ですか?
居酒屋系ですか?」

「まー場所は任せるわ」

「えっ?」

「先約ありか?」

先約なんて全くない
むしろ1人では居たくない気分だった

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