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秘密の時間

第19章 ◇外泊

ワンピースの上から胸に触れる彼
身体が熱くなる

“ハ…ンッ…”


「さくら、 先温泉入る?
それとも続ける…?」

よく考えたら宿に着いたばかりで
まだ布団など敷かれてはいない


「やッ…いじわる(笑) 」
彼と目を合わせ照れ笑いする


彼は笑って私の頭をクシャクシャっと撫でる


荷物を整理し、部屋を見渡す

「さくら、温泉入るぞ」
松田さんの声のする方に向かうと
2つの扉の向こうに露天風呂が見える

「えっ!露天風呂付き⁈」
それも小さい湯船ではなく、大人5〜6人がゆったり入れる様な大きな湯船
木の屋根があり下を流れる川にせり出す様に作られている、まさしく絶景露天風呂だった。







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