テキストサイズ

秘密の時間

第19章 ◇外泊

せっかくの絶景露天風呂
もう一度湯に浸かりしばらく景色を楽しむ


不倫、浮気なんて言葉は全く頭になく
純粋に彼との時間にのめり込んでいた。



お湯から上がり浴衣に着替える

「うん!やっぱり松田さんにぴったり」
ダンディさがより引き立つ色合い

「さくらも可愛いよ、 似合ってる」
優しく微笑む彼の言葉にときめいてしまう


「ねぇ、せっかくだから館内を探索しようよ(笑)」


浴衣に下駄

部屋を出て、よろついた私にそっと腕を出す
その優しさにまたときめいてしまう

こんな堂々と腕を組み歩く事はもうないかもしれない



ストーリーメニュー

TOPTOPへ