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秘密の時間

第19章 ◇外泊

温泉街へ足を伸ばし
出来たての温泉まんじゅうを食べ
お土産屋さん巡りをした


「あ、見て松田さん!」
彼の腕を引っ張る。

その先には温泉街ならではの足湯があった
数名の老人と共に足湯を楽しむ。


乳白湯のにごり湯がより風情を漂わせる


松田さんとたわいもない話をしていると、70代半ば位だろうか、1人のおばあちゃんに声をかけられた

「仲の良いご夫婦ね」
優しく微笑むおばあちゃん

胸がチクっとする…


「とっても気持ち良いですねー」
笑顔でおばあちゃんに話しかける


はたから見れば一般的な夫婦…か…。。。

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