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秘密の時間

第20章 ◇夜

「水飲む?」

冷蔵庫からミネラルウォーターを2つ取り、彼に1つ差し出す

「あ〜気持ちい〜」
私は窓を開け夜風にあたる

「風邪ひくぞ」

「ひいたら看病してくれる?」

「ひいたらな(笑)」

まるで小学生のやりとりだ


「あ!見て見て!」
私は松田さんを呼ぶ

窓の下を流れる川がライトアップされ、昼間とはまた違う妖艶な雰囲気が漂っていた
「綺麗だねー…」

「そうだな」


しばし2人、川の流れを眺めていた

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