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秘密の時間

第10章 ◇一線

お風呂からあがり
結んでいた髪をおろした

バスローブを羽織りドアを開ける

ソファーに座りこっちを見ている松田さんと目が合う


「…そんな見ないでよ…
恥ずかしい…」
一気に鼓動が早くなる。


「こっち座りな」
松田さんが自分の横を指差す


隣に座り松田さんを見る

「そんな顔するなって、
俺まで緊張するだろ(笑)
大丈夫か…?無理するなよ」

少し心配そうに私の顔を覗き込む

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