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秘密の時間

第10章 ◇一線

私はそっと松田さんに抱きついた…

松田さんもギュッと抱きしめてくれた

「好きです…」
松田さんの胸に顔をうずめながらつぶやく


「俺もさくらが好きだよ」
そう言い私をベッドに連れて行く

さくらって…初めて呼んでくれた
2人の距離が少し縮まった気がした


私をベッドに寝かせ、優しくキスをする
彼の首に手を回し舌を絡める


私の耳たぶ、首筋、鎖骨
彼のキスが次々と降ってくる

キスをしながらバスローブの紐を解き
太ももやおしり、腰を触る…

〝アッ…ッ〟
ドキドキする


「さくら…」
耳元にキスをしながら名前を呼ぶ

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