
*えっちな短編小説*
第2章 おにいちゃんとあたし
次の日の朝。
「じゃ、戸締まりと火の元に気をつけてね」
と母は荷物を抱え家から出て行った。
「行ってらっしゃーい。」
とお兄ちゃんと見送り、朝食をとる事にした。
しばらくお兄ちゃんとこの家に2人きりだと思うと嬉しくてつい顔がニヤけてしまう。
「おい、アヤ。何笑ってんだよ。はやく食べてしまわないと学校遅れるぞ」
あっ、いっけない!
忘れてた!
あたしはパンを片手にドタバタと玄関へ走りお兄ちゃんに
「行ってきまーす!」
と大きな声で言い家を出た。
