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*えっちな短編小説*

第4章 オラオラな不良くんと





―バコーッン


大きな音がし、あたしは音のした方へ向く。




「…オイ。てめぇら…っざけんじゃねぇぞっゴラァ!」




そこに立っていたのは血相を変えた金髪頭だった。



背筋がゾッとした。



彼の目が…尋常じゃなくキレていた。





金髪頭は片っ端からヤンキー達をぶん殴り倒していく。






「…てめぇらに用があんのは、俺だろーが。アァ!?正面からかかってこい!」





あたしはただただ涙を流す。






ヤンキー達は走って逃げて行った。







金髪頭が振り向き、近寄ってくる。



正直、今男の人が怖い…


体は無意識に後ろへ下がる。







それを見て金髪頭は悲しそうな顔であたしをゆっくりと抱き締めた。






「…ごめん」




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