
*えっちな短編小説*
第6章 パパとあたし
美桜は先に体を洗っていた。
俺はあまり見ないように浴槽へ浸かる。
「ねー、パパ?背中洗ってよっ」
美桜は泡のついたスポンジを俺に渡し背中を向けた。
華奢で小さい背中。
俺はそっと背中に手を置く。
すべすべで色白で汚れをしらない体に俺の息子はピクリと反応する。
「っやべっ」
「んー?どうしたの、パパ」
美桜が振り返り、俺は腰をひき息子が見えないような体制にする。
「何でもない。はい、背中むけて」
俺は美桜を向かせ直すと背中を洗った。
娘の体を見て起ったなんて、俺は父親失格だ―…。
