
*えっちな短編小説*
第6章 パパとあたし
―…パパ*side*
俺は何て事をしたんだ―…
美桜、嫌いにならないでくれ。
俺はお前を愛してる―…
「…すまない、美桜。」
俺は小さく謝った。
きっとすごく怒るに決まってる。むしろもう口すら聞いてもらえないだろう。
「―…パパ、あたしずっとパパが好きだった」
美桜から返ってきた言葉は以外なものだった。
「あたし、ファザコンだって思ってたの。だけど中学に上がって徐々にその"好き"が"恋愛"としてだって気付いたの―…」
―…美桜。
「だからっ、毎日パパを思ってオナニーしてたっ//ずっとパパに抱いてほしかったのっ!」
美桜のこの言葉に俺は何かが切れたように美桜を抱き締めた。
「―…美桜、俺もずっと美桜が可愛くて愛しくて―…」
俺は美桜を見つめもう一度ゆっくりと唇を重ねた。
何度も何度も唇を重ねた。
