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ふたりれず

第1章 つながりたい二人

今日は肩を寄せ合いながら、バラエティー番組を見ていた。

だんだん退屈になってきたころ、るみが私の足を持ち上げ、ぺろぺろと舐め始めた。

「あっ・・・あんっ・・・」

私もるみの足をつかみ、指先を口に含んだ。

テレビ番組が流れる中、ひたすらに互いの足を舐めあう。

るみがテレビのスイッチを切り、静寂の中、吐息と足を舐める音だけが聞こえる。

二人は服を脱がせあい全裸になると、よだれにまみれた足を、相手の性器の中に突き刺した。

もう片方の足を相手の口のほうに持っていき、ふたたび互いの足を舐めあう。

女性同士がつながりあうには、性器ではない何かを介する必要がある。

体育館では2本のディルドを介してつながっていた二人が、今度は互いの足によってつながりあっていた。

性器から足を引き抜くと、愛液が糸を引いていた。

二人は、自分の愛液にまみれた相手の足を口に含み、舌を動かした。

よだれまみれになったもう一方の足は、足指をくねらせながら、まるでゆびずもうをするように指をからめあっている。

「は・・・あんっ!んんんっっ!!!」

「はあっ!ふあんっ!んふぅっ!」

艶っぽいあえぎ声をあげながら、二人は互いの足をむさぼった。

しばらくの間、両足を交互に舐めあった。

口からはよだれがダラダラと流れ出し、あそこからも粘調の液体がとめどなく溢れる。

体中に付着した液体が電灯に照らされててらてらと光る。

二人は足を舐めるのをやめ、ソファーの上で横になりながら互いに抱き合った。

よだれや汗や愛液がローションのように二人の肌の間で糸を引く。

唇同士を食い込ませるようにキスをすると、その隙間から涎があふれ出し、二人の体の間に流れ込む。

体を密着させながら互いの片手を相手の性器にねじ込ませ、しばらく激しく動かす。

「ああああああ!!!!いくっ!!いくうううぅぅぅっっっっ!!!!」

潮が同時に勢いよく噴出し、密着したからだの隙間に入り込み、体全体をまんべんなく濡らしていく。

二人は密着したまま気を失い、いつまでも体を痙攣させていた。

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