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少女おなにー

第4章 ナルシスト少女

「花香、今日いっしょにスタバいかない?」

「ごめん、今日は荷物が届くからまた今度ね。」

「わかった。じゃあねー花香」

「また明日ー」

友達と別れると私はアパートの自室に入り、鍵を閉めた。

玄関でパンプスを脱ぎ捨て、部屋に入ろうとした。

玄関に置いてある鏡のなかの自分と目があった。

胸が高鳴った。

『ああ、やっぱり私ってかわいい・・・』

大学で、男性から結構注目されているという噂はよく教えてもらうのだが、正直、自分でも自分のことをなかなか魅力的だと思っていた。

背はあまり高くないが、色白で繊細な体つきで、それでいてつくべきところにしっかり肉がついている。

顔は美人系というよりはかわいい系かな、と自分では思っている。

表面上には出さないようにしているが、間違いなく、自分はナルシストだ。

しばらく鏡を見ていると、卑猥な気持ちが抑えきれなくなっていた。

部屋に荷物を置き、着ているものを脱ぎ捨て、再び玄関に戻った。

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