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偽恋

第5章 ホントの気持ちの奥の奥


「あいつどうしたんだぁ?自分から言ったのに、忘れちまったのかー」

そう言いながら、とりあえず待っていた。

「ゆうくーん!!ゆうくん!!」

現れたのは美紗だった…

「ゆうくん!!大変なの!!寛汰くんがっ寛汰くんがぁっ!!」

美紗は取り乱しながら俺の方に向かってきた。

「どっどうしたんだよ!!」

「美紗、美紗ね…大好きな寛汰くんがっ寛汰くんがぁ!!」

…え?今なんてい言った?
寛汰が…好き?

俺は訳が分からなくなった…

好き?
寛汰が好き?

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