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偽恋

第8章 暗闇と安らぎ


「坂崎さんなの…」

「え?坂崎?坂崎って、美沙のこと?」

「…うん」

信じてくれないかなぁ…
信じきれないよね…

「そっか…だから俺が教室に出て行こうとしたら必ず着いてきてたんだな…」

え?坂崎さん、そんなことしてたんだ…

「んで歩いてたときに、隣のクラスのやつが此処にいるってお前がいるって教えてくれたんだよ。」

あ、岸くんのことだ…

「でも、まさか美沙がこんなことするなんて…」

「うん、有り得ないと思うよね?」

そんな会話をしていたら、ドアがまた開いた。

そこには…
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