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偽恋

第6章 美沙と玲那


「いいよなーお前は、瀬戸内さんいるしさ」

そう、俺たちは少し前まで偽カップルだった…

「あ、玲那ぴょんおはよー」

「おはよー」

でも今は本物の恋人だ。

「皆ー席着いてー」

担任の声がして朝のおしゃべりが終わる。

「今日は皆知っての通り、転校生を紹介するわね♪入ってきてー」

おぉーと男子の声があがる。

俺は驚きのあまり声が出なかった…

そう、転校生の女の子は美沙だったのだ。

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