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偽恋

第1章 偽物のはじまり


「瀬戸内さんさ、最近困ってない?例えば…ストーカーとか。」

その言葉に私は声が出なくなった

なんで私の悩みを知っているのだろうと…

「な、なんでそう思うの?」

「俺ね見ちゃったの…瀬戸内さんがストーカーされてるとこ」
え?今…なんて?

「わ、私がストーカーに遭うのよ!?証拠でもあるの?」

うわぁなんか探偵ものに出て来そうなセリフを…

「うん、あるよ」

「へ?」

間抜けな声を出してしまったが
松室くんはケータイを差し出した

「っ!!」

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