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あなたのそばで笑っていたい

第6章 土曜日

夕方になり父たちが帰宅した。


《ドタンっ!
トン、トン、トン、トン…。》


(この音…ホントに嫌だ。)


私の部屋の前で足音が止まり。


《ガチャっ》


ドアがあく…。


『お帰りなさい。』


『ちょっと、下にきなさい。』


『はい。』


(部屋に呼びにくることなんて、何ヶ月ぶり…。

なんだろう?)


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