テキストサイズ

先生に恋をした。

第3章 3

「起きた?」


「先生・・・」


そうだ、僕は昨日・・・。


「昨日はごめんね。
西川くんがいなかったら私死んでたかも。これお礼ってわけでもないけどよかったら食べてね」


目の前のテーブルには
部屋の南国調とは似つかわしくない
豆腐の味噌汁にご飯、鮭、のり、つくだにが乗っていた。



その匂いに我慢できず
僕はもくもくと全てたいらげた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ