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先生に恋をした。

第5章 5

「ちょっと図書室で勉強したいから今日はパスな」

「千尋・・・なんか変・・・」

「ごめんな菜々。今度おいしいものでも食べにいこう」




僕は菜々から逃げるように
図書館に向かう。




イラつく気分の時は読書をするに限る。



僕は詩が好きだった。

ゲーテ、高村光太郎、ボブ・ディランetc...

あげるとキリがない。



今日は何を読もうか考えあぐねている時、図書室に入る吉野を見かけた。

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