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彼氏→セフレ→かけがえのない存在

第2章 別れ。



それから数ヶ月、変わらない日々が続く。
ただ、私と信吾の関係は徐々に悪化していった。
遙翔は関係なかった。でも、もしかしたら無意識に遙翔を意識していて、次に進みたいと言う気持ちが私の背中を後押ししたのかも。

いつものように、信吾のアパートに泊まりがけで会いに行ったが、私は平静を装って過ごしたあと、帰り際に別れを告げた。

涙ぐむ信吾だったが、これが最後になるのを知ってか知らないかは分からないが、私に手紙を渡してきた。



『世界一幸せでした。世界一愛していました。』


これが信吾との別れ。

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