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彼氏→セフレ→かけがえのない存在

第1章 出会い。



ありきたりなファミレスだったけど、緊張した。
一通り注文を済ませたあと、遙翔が口を開く。


『彼氏とうまく行ってないんだって?』


少し間をあけて頷く。
就職して以来、ひょんなことから遙翔には彼氏がいることを知られていた。
そして、うまくいっていないことも。


『…そっか。』


遙翔は深くは聞かず、少し黙り込んだ。
あとは全然覚えてないけど、たわいもない会話をしてからお互いの家に帰っていったのだった。

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