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欲求不満は妄想で☆

第1章 リビング

『いってらっしゃい。』


彼を仕事に送り出す。


(もう1ヶ月はしてない…。)


部屋の掃除をして、
各部屋のゴミ箱を集めて捨てる。


『あっ…』


今日もだ。


大きく丸められたティッシュ…。


(昨日も一人でしたんだ…。)


ここんとこマンネリが続いている。


掃除を終えカップに紅茶を注ぎ、リビングへ。


ソファーに寄りかかり、わたしは目を閉じた。



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