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欲求不満は妄想で☆

第4章 旅行

荷物を上に置き窓際に座った私は、
窓辺に肘をついて、
ぼんやりと外を眺める。


風景が後ろへ後ろへと流されるように消えていく。


アイツとのことも…
この景色のように過去へと流して消してしまおう。


『はぁ…。』


窓際に肘をついたまま、ため息を吐いた。


(何度思い出してもムカつく。
アイツにたいしてより…
愛してたからじゃなく、ダラダラと別れられずにいた自分に腹が立つ。)


『はぁあ。』

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