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欲求不満は妄想で☆

第7章 保健室

わたしは…
鍵をかけてベッドへ向かうとカーテンを閉めた。


制服を着て、ベッドわきに立つ勝利くん。


まだ幼さが残るその顔には、
これから何が始まるかという期待のこもった男の顔もうかがえる。


わたしは、ベッドに座り彼を見た。


好きにして良いよと目で語る。


『先生…キスしても良い?』


『うん。』と、頷き目を閉じた。


唇が重なるまで凄く長く感じたけれど…


それと同じくらいゆっくりと唇は重ねられていた。


恐る恐る勝利くんの舌が、口の中に入ってきた。


わたしは、それに答える。


自分からはリードせず、彼のしたいことを優先した。


けれど、不慣れなテクに関しては『こうするの』と口では言わず身体で示した。


わたしよりも、勝利くんの方がディープキスでとろけてる。


彼は一度唇を離してから、呼吸を整えた。


『先生の服は、僕が脱がしても良いですか…?』


照れながら言う勝利くんを見て、わたしまで恥ずかしくなる。


罪悪感がないと言えば嘘になるけれど…


もうわたしもこの気持ちを止められない。


頷いたのを確認すると、二人ともベッドに座り…


勝利くんは、わたしのブラウスのボタンを上から下へと外していった。


途中、ブラジャーが見えると《ゴクン》と唾を飲み込むのが分かった。


緊張して手が震えているのも分かる。


ブラウスを脱がしてから『寒くないですか?』と聞かれて思わずクスッと笑ってしまった。


『大丈夫。


勝利くんにこれからいっぱい温めてもらうから。』


顔を赤くしながらも、スカートとストッキングを脱がし終えた。


下着姿のわたしを目に焼きつけようとしているのか、じっと見ている。


『勝利くん…恥ずかしいよ…。


早く…来て。』


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