テキストサイズ

愛のかけら

第1章 2人の学園祭

時は、11月冬の到来を予感させる冷たい空気が流れる中
学園内は学園祭準備で賑わっていた

優愛のクラスは、誰が提案したのかメイド喫茶ならぬネコ喫茶に決定した

学園祭の事を帰って秋豊へ話した
「もう、信じられない!ネコ耳・しっぽ・肉球グローブよ?それでオーダーとって、プチ余興でおどるんだよ?」

「へぇー、お前も着るのか」
「そうなの。女子は全員」
「学園祭いつだっけ?」
「15日・16日」
「平日だな」
「平日だね」
「俺いけねぇ」
「え~??」
残念そうにむくれる

「また不細工になってっぞ」
「うっさいなぁ・・」
「そんなに落ち込むなよ」
「ん~・・」

そうこうして学園祭1日目を迎える・・

思いの外大盛況で、めまぐるしい1日となった。
朝は見送る際ささやかな抵抗で、口ではなく頬にキスして送り出してやった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ