
BL短編集
第1章 Ⅰ 後輩×先輩
俺の息が整った所で大樹は言う
「ほら、先輩。イかせてあげたんですよ。早くおしっこしてくださいよ。」
俺の理性は戻りつつあった
なぜそんなことを言ってしまったのだろうか
でも言ってしまったからにはしょうがない
「……ここでか?」
怪しい笑みを浮かべながら大樹は言う
「えぇ。四つん這いになってお尻はこっちに向けてください。」
言われた通りにする
「ん…こうか?」
「従順ですね……いいことですが」
「言っちまったことだし仕方ねぇだろ…てかこんなのみて何が楽しいんだよ」
「いいですから早くしてください、先輩。」
