
BL短編集
第12章 バイブプレイ
しばらくすると客が入ってきた
「ん。新人?女の子?」
見たところたぶん20代くらいで眼鏡をかけいてる。身長は高めだけど細い人だ
「男。まだバイト。でもやらせるつもり」
何のことだろう。やらせる?
「じゃあ俺いい?」
「最初ならお前がいいかもな」
会話についていけずはてなマークが浮かんでいる僕を無視し
「じゃあ選んでくるわ」
そういって玩具を探す眼鏡さん
「斉藤さん。名前覚えといて」
すぐに玩具を持って戻ってくる斉藤さん
「これを君で試したいな」
その言葉でこの格好の意味、時給が高額な意味を知った
