
掌の浜辺
第1章 春 - story -
30.別の道
自信喪失
初めてこんな言葉を使った
むなしすぎる
とりあえず実習は終わったが、1週間に1回は来る小野里先輩からのメ-リングが今週は回ってこなかったことが気になってしょ-がなかった。でも、ど-やって連絡取ろ。小野里先輩のアドレス知らないし。他の人たちに会えればい-けど、ほとんど見かけね-からな-。あ-も-。こ-、うまく行かね-かな-。最近。
「っ…」
部屋でひとり、オレは舌打ちをする。も-思い出したくもね-。実習。初日から辞めさせるっつ-言葉浴びせられて、オレのやることなすこと全てが崩れていった。昨日の事後指導でも、それなりの評価しかできない、と。ま-、オレが施設で働けね-ことわかったからい-けど。も-、こ-スパッと断ち切ろ。オレに福祉は無理だ。
カチッ
パソコン画面を見つめる私。ようやく、受けた通信系の会社から選考結果が届いた。
メ-ルを開く。
「ん-…あ」
不合格。
「…」
落ちたのはこれで7つ目。
「え-。もうないよ…」
今、6月上旬。エントリ-は締め切られているばかりか、最終があったり内定をもらったりする時期にこんな状態。
「倉庫系…」
一応、ウェブエントリ-はしておいたけど、どうなるんだろう。そこの会社のペ-ジに行っても、全然更新されていなくって。本当に採用枠があるのか不安になる。
「どうしよう…」
自信喪失
初めてこんな言葉を使った
むなしすぎる
とりあえず実習は終わったが、1週間に1回は来る小野里先輩からのメ-リングが今週は回ってこなかったことが気になってしょ-がなかった。でも、ど-やって連絡取ろ。小野里先輩のアドレス知らないし。他の人たちに会えればい-けど、ほとんど見かけね-からな-。あ-も-。こ-、うまく行かね-かな-。最近。
「っ…」
部屋でひとり、オレは舌打ちをする。も-思い出したくもね-。実習。初日から辞めさせるっつ-言葉浴びせられて、オレのやることなすこと全てが崩れていった。昨日の事後指導でも、それなりの評価しかできない、と。ま-、オレが施設で働けね-ことわかったからい-けど。も-、こ-スパッと断ち切ろ。オレに福祉は無理だ。
カチッ
パソコン画面を見つめる私。ようやく、受けた通信系の会社から選考結果が届いた。
メ-ルを開く。
「ん-…あ」
不合格。
「…」
落ちたのはこれで7つ目。
「え-。もうないよ…」
今、6月上旬。エントリ-は締め切られているばかりか、最終があったり内定をもらったりする時期にこんな状態。
「倉庫系…」
一応、ウェブエントリ-はしておいたけど、どうなるんだろう。そこの会社のペ-ジに行っても、全然更新されていなくって。本当に採用枠があるのか不安になる。
「どうしよう…」
