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時間割りを配布します。

第3章 一時間目:数学・後



そのとき、先生は不意に舐めるのを止めた。


「―――え」

思わず洩れた言葉に、私自身も驚く。

先生は真剣な表情で、私に跨がったまま、キスを落とした。
身体中に。


「嬉しかったんです」




……なにが?

状況に見あわない。
私は夢のなかから叩き起こされた気分だった。

(というか、これって先生はロリコンだったっていうことなのか?
訴えれるかなぁ……)

と、物騒なことを考えながら、先生の言葉をまつ。


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