
可愛いメイドの愛し方
第1章 メイドのしつけ
ああ、そうか。
主人といっても男とは限らない。
つまり、大金持ちの奥様ということも考えられる。
「着物だと、脱がせたりする手間が省けるだろう?」
まるでなんてことないかのようにケイは告げた。
脱がせたりする手間ってことは、つまり…
脱がせるようなことをされちゃうってこと!?
主人、とやらに!?
女の人だよね?
そのひと女の人だよね!?
「まあ、あいつは手癖が悪いからな…心配するな。ちゃんと仕込んでやるから」
手癖がわるい?
仕込む…?
…もしかして、俺の想像あたってる?
ににに、逃げなきゃ!!
と思うものの、まさか全裸で逃げるわけにはいかない。
