
可愛いメイドの愛し方
第1章 メイドのしつけ
ようやく、ケイは乳首を離すと、後ろからさっさと浴衣を合わせて、帯を締める。
本当に、あっという間。
三十秒もかかっていない。
この格好なら逃げられる。
今逃げれば、これ以上されずにすむ。
だけど。
足に力が入らない。
それがわかったのか、ケイは水菜残しに手を回すと、軽々と水菜を持ち上げた。
小さいとはいえ、筋肉がついているから、それなりには体重はある。
なのに、まるでなんでもないことのように体を浮かせられて、呆然としているうちに壁側につれてこられた。
