
可愛いメイドの愛し方
第1章 メイドのしつけ
お風呂につかりながら考えた結果。
結局俺は、バイト代が出るまでここにおいてもらうことにした。
そのあとはちゃんと事情を説明して、誤れば、許してもらえないだろうけど…
そのときはそのときだ。
いままでがんばって一人で生きてきた。
でもこんな状況なら、ちょっとは誰かに頼っても、許されるんじゃないだろうか。
「あれ?」
水菜がお風呂からでると、脱衣所に置いてあったのは、バスタオルと着物だけだった。
きょろきょろと周りを見回してもこれしかない。
もしかして、着物きるの!?
無理!だって今まで来たことないもん!!
水菜はバスタオルで体を拭くと、それを腰に巻いて、ケイを探した。
