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ガーディスト~続編~

第2章 死んでもストーカーする男(後編)

「ん?お前ら知り合いか?」



「俺の後輩ですよ」



「なんだ、何をやってるかと思ったらボディーガードしてたのか」



「ええ、久しぶりですね、宇佐美刑事」




どうやら、圭吾と宇佐美刑事は知り合いのようだ。




「祐司くん、任務お疲れ様」



「いえ…」



「とりあえず俺たちの仕事はここまでです。捜査は警察がやってくれますから」



「……」




何かを言おうとするが、祐司は言葉を飲み込んだ。




「…ということで、後輩は返してもらえますか?」




圭吾は宇佐美に振り返った。




「ああ、捜査に協力ありがとな」




そして部屋を出ようとすると、呼び止められる。




「ああ、くれぐれも捜査の邪魔はすんなよ?」



「ええ、もちろん」




2人は不敵な笑みを浮かべた。






廊下に出ると、複雑な表情をした護が壁にもたれ待っていた。




「すっげぇ、後味悪い」



「仕方ありません、…まぁ少なくとも自宅にいるよりは安全でしょうから」



「……鎌田は、俺たちに教えてくれたんだな」




綾を陥れようとしている存在を…。




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