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ひと夏のアバンチュール

第5章 嵐の予感

部屋についたとたん

涙があふれ出した

ライアンのあの顔

現実を突き付けられた




失望


 
声を上げてドアの前で
泣き崩れてしまった



なんてバカなんだろう

こんなことして



ライアン

あぁ~

貴方はどうして私を惑わせるの



なんで貴方なの

理性を失わせたのはお酒のせい


こんなになるまで呑んで




帰りたい
琢磨   抱きしめてよ

ねぇ~
ここから連れて帰ってよ

琢磨
琢磨


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