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ひと夏のアバンチュール

第8章 ケンと私とママ

ライアンは
少々戸惑っている様子

「悪い バーが終わったら迎えに行くよ」

「安心して」

「心配してないよ 君だから」

「そう 仕事頑張って」

「あぁ~ 頼むね」

託児所からケンが居なくなったと
連絡があったらしい

ライアンは私からの電話で

やっぱりねって

ため息をついていた


「ケン お味噌汁食べる?」

「・・・うぅん 彩華が作るんだったら 食べるよ」

「嫌いなものは?」

「ないよ、何でも食べれるんだ」

「そう、ジャパニーズフード
 私の国のご飯て言うのかなぁ」

「彩華のご飯大好き!!」

「嫌だったら残してね」

「OK」

ケンは

お味噌汁も

白米もお漬物も

美味しそうに頬張った

すごい食べっぷり見とれてしまった

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