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自殺旅行

第4章  個室生活




二十九日目


朝食前に聖書の続きを・・・・・・。『マタイによる福音書』読破。

朝食後『マルコによる福音書』突入。

朝食前後のロビーは静かでとてもいい・・・・・・。

婆さんの「ふぉーーーーーーー!!!」はもはや気にならない。






私はいったいいつになったら出れるの? ・・・・・・・出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい・・・・・・。








昼食前に『MK』と話を・・・・・・相変わらず何を喋っているのかほぼヒアリング不可能!!!

突然『MK』が暴れ出しました☆ 長椅子を持ち上げて食堂の窓を割ろうと頑張っています★ 強化プラスチック? 強化ガラス? なので割れません♪

看護師が複数で『MK』を押さえ込み『MK』保護室へ連行されて行きました★

「おねえちゃん・・・・・・バイバイ・・・・・・」

にこやかに笑いながら私に手を振り、保護室ゾーンへと消え行く『MK』私も笑顔で手を振り返しました☆

保護室は反省室としても使われるようだ。あの部屋だもんな~納得♪

ちなみに『MK』が暴れ出した理由は『腹が減ったから』って・・・・・・うん。ダメですね! 四十過ぎの大人が『腹が減った』だけで暴れるって・・・・・・完全にダメですね!

『アレ』な人は本当に欲望に忠実過ぎて・・・・・・社会に出てはいけないね!

昼食後。わたくし保護室から普通の病室へ! Wao♪ です! 次はこの病院から出たいです!!!!!!!!!

突然の事だったので・・・・・・隠していた紐・・・・・・見つかっちゃいました。

「これは・・・・・・預かっておきますね?」

看護師の笑顔が恐いです★


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