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自殺旅行

第4章  個室生活



伸びる髪。伸びる爪。伸びる寿命。出ない黄金。増える脂肪。増える皺。弛む肉。進む老化。

・・・・・・・・・・今日も陽が沈んでいく。何の進展もないまま・・・・・・。

私はいったい何時になったらここから出られる? いったい何時になったら死ねる?

窓の外にはクリスマスのイルミネーション。キチガイ病院の患者脱走防止の高いフェンスにクリスマスのイルミネーション。

まさか年を越す・・・・・・なんてこと・・・・・・ない、よね?

クリスマスも迎えたくないんですけどぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ?!?!








聖書ももう読み終わりそう。二週目いくか?!

『ヨハネの黙示録』ヤバイ!!!

最高に!!! 絶好に!!! 超絶に!!!

面白い!!!!!!!!!!!!

スペクタクル!!! スペクタク~~~~~~~~ル!!!!!!

聖書・・・・・・いいね★ SF小説としては最高に面白いじゃないか!!!

『メガテン』や『デビサマ』や『ペルソナ』ファンなら尚更楽しめますよ♪

私の頭の中では悪魔絵師『金子一馬さん』のイラストで展開されました☆









あ~~~~~・・・・・・陰口。悪口。

何処にでもあるんだな・・・・・・。たとえキチガイ病院でも。『人』である以上は仕方ないのか?

キチガイだから尚更たちが悪い気がする。常識はずれな大きな独り言。

皆くだらない出所不明の噂話に流されまくりだな。

閉鎖病棟。下世話でくだらない噂話が蔓延するのに時間なんて掛からない。

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