自殺旅行
第4章 個室生活
私はまだ! 何もしていない!!
住む所?! いらねえーーーーー!!!
捨ててきたのっっっっっっ!!!
今後?! 決まってんだろうが!
『首吊り』!!! 『自殺』!!!
ゾッとした! 血の気が引いたよ!!!
子リスちゃん?! 私、この県で暮らすために来た訳じゃあないのよ?!
まったくもう!! 子リスちゃんったら私をバカにし過ぎよっ!!!!!!
「住む所とか、いらないです!」
「そう言う訳にはいかないでしょ~?」
「いえ。大丈夫です☆ 今後とか・・・・・・色々考えていますので」
「あっ本当に?! じゃあ、教えて下さいよ~~~」
「・・・・・・ナイショです★」
「アハハハハ、じゃあ、出せませ~~~ん♪」
「・・・・・・っっっぐ・・・・・・出たい・・・・・・です・・・・・・」
「ええ。ですからその為に今後の事を・・・・・・ね?」
小首を傾げる子リスちゃん・・・・・・微笑みが・・・・・・こ憎らしい~~~~!!!
「あの・・・・・・私の今後とかは・・・・・・先生には関係ないでしょう?」
「関係ないとか・・・・・・そんな事言わないで下さいよ~」
「いや・・・・・・でもですね、正直、ここだけの話・・・・・・関係ないでしょう?」
「そんな事ないですよ。関係ありますよ?」
「・・・・・・・ああ、担当患者に自殺されると困るんですよね。・・・・・・出世とか体裁とか・・・・・・」
「アハハハハ。そう言うのじゃないですよ~~~」
「大丈夫ですよ! わたくしこの県にムカついておりますので、生きてこの県から出てやりますから。ね?」
「う~~~ん・・・・・・そう言う問題じゃないんですよね~」
「じゃあ、どういう問題ですか?」
「うん。とにかく。あなたの今後をちゃんと考えましょうよ! まあ、先ずは生活保護が下りないと・・・・・・ね?」
「まあ、そうですね・・・・・・」
そう! とにかく生保が下りないと何一つ進まない。
・・・・・・・生保もいらないんだけどね・・・・・・。