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自殺旅行

第4章  個室生活





四十九日目

今月中に退院する人はいったい何人?

もうイヤだ!!! イヤだ! イヤだ! イヤだ! イヤだ! イヤだ! イヤだ! イヤだ! イヤだ! イヤだ!!!!!!

一人になりたい!!! 一人がいいよ!!! 死にたいよ!!! 死にたいよ!!! 死にたいよ!!!





百階以上の所から飛び降りる夢を見た。私と知らない女性と二人で。

その知らない女性は即死。私は無傷。

・・・・・・ははは。夢でも死ねないのか。





お風呂後。ロビーにてドライヤーで髪を乾かしていると『MK』が紙を差し出してきた。とりあえず受け取り見てみたが・・・・・・何か書いてはいる・・・・・・。何を書いているのかはさっぱり分からない。

「????????? これ、なんて書いているのですか?」

「好きですって・・・・・・おねえちゃんの事が本当に好きなんだよ~~~」

「あら、それはそれは。お気持ちだけは、ありがとうございます☆」

しかし・・・・・・・これが・・・・・・字。よく『ミミズがのたくった様な~』って例えるけど・・・・・・スゲー、わたくし本当のミミズがのたくった字を見たのは初めてかもしれない!





いいとも~☆ つよぽん♪ つよぽん♪ 可愛い~~~♪ ああ~・・・・・・癒されました☆





十三時過ぎ。『卓上風船バレー』なるものがスタートいたしました。私は参加いたしませんが、暇なので眺めていましたところ・・・・・・。

3対3で椅子に座って風船を打ち合うのだが・・・・・・・・グッダグダです★ いかんせん『アレ』な方々&お年寄りばかりが参加いたしておりますので・・・・・・恐ろしいほどに! 驚くほどに! グッダグダです!!!

あまりのぐだぐだっぷりにわたくし思わず噴き出してしまいました。

「ぶはっ!」つって☆

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