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自殺旅行

第4章  個室生活


ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ・・・・・・!!!!!!

彼は鍵の掛かったドアノブをしつこくしつこく回す。

ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ・・・・・・!!!!!!!!!

いっこうに止める気配はない。

うるさい。空気も読めない。・・・・・・もしかしたら『空気を読む』と言う言葉も知らないのかもしれない。





話を聞くとこれがなかなか・・・・・・凶悪猟奇殺人犯と一致しそうじゃないか。

『SD』はしきりに、

「結婚しよう」

と言う。無い無い無い無い無い無い無い!!! 無理です!!! マジ勘弁してください!!!!!!

『SD』前科三犯だか四犯だし★

しかも前科の内容とか・・・・・・マジ無理!!! しかも嬉々として自分の犯罪歴を喋っているのとか・・・・・・自慢気ですが、反対ですよ? 恥ずべき犯罪ですよ!!!!!!!!!!!!!

反省の色など皆無。異常なキチガイと結婚なんて・・・・・・まさに、死んだ方が断然幸せです♪♪♪♪♪

病んでるね~~~。病みきっているね~~~。

さすが精神病院★








五十六日目

今日はお風呂だ。ああ、生理が来た。大浴室ではなく小浴室を使わせて頂こう。

外出の日が待ち遠しいよ~~~!






極々一部の彼&彼女たちには『悪気』という事を知らない。

なぜ悪いかなんて、当然分からない。

なぜ人の物を取ってはいけないのか理解が出来ないらしい。

いい歳なのにね☆ キチガイですから~~~♪ 社会不適合者どもですから~~~♪

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