自殺旅行
第6章 大部屋
七十九日目
明けました・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うぐぅ・・・・・・『おめでとうございます』攻撃が苦痛で仕方ありません・・・・・・。
攻撃をくらいすぎて朝っぱらからHPが僅かに・・・・・・これで本当に死ねるのならば、これ以上にめでたい事はないんだけどな~~~。
ヒョロ助てんて~お年玉頂戴☆ お年玉★ マジの玉頂戴! 出来ることなら弾頂戴!!!
♪ 蒼い弾丸~~~~~♪
朝食。
パン。牛乳。・・・・・・黒豆。数の子。お雑煮。・・・・・・・・・・何これ・・・・・・『正月らしさ』が気に食わないわ~★
お雑煮には勿論おモチは入っておりません! 年寄りも多いからね☆ 喉に詰まらせて死にまくるかもしれないからね☆
・・・・・・・・・・・・・パンと数の子の相性の悪さといったら・・・・・・無いね♪
昼食がまた、懲りずにめでたい感じを出して来やがって・・・・・・・量もハンパない! そんなに食えるか!!! 赤飯丸ごとギブアップ!!!
薄くなる私の首の『痕』。私のガイドライン。
八十日目
コタツでクリスチャン『NKさん』が懲りもせず私と『メリット』を説得する。頑張るねぇ~~~。
『死ぬな教』『生きろ教』プラス彼は『神の名』『神の言葉』を使う。
「そう言うのではなく『NKさん』自身の言葉はないのですか? 『NKさん』自身の言葉で説得して見せて下さいよ☆」
「そうそう。ありふれた、ありきたりな言葉じゃなくて~☆」
志願者二人の胸には届かない★ 響かない♪