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自殺旅行

第6章  大部屋



九十二日目

「あたしうるさくなかった?! 大丈夫だった?! イヤじゃなかった?!」

『チェリーちゃん』が不安げに聞く。

「全く、全然! 大丈夫ですよ~うるさくなかったですよ~! って言うか私・・・・・・グッスリ眠って分かりませんでした☆」

「本当に?! 良かった~~~・・・・・・あたし仮名ちゃんに嫌われたくない・・・・・・仮名ちゃんにだけは嫌われたくない!!!」

「嫌わないですよ~! 私『チェリーちゃん』のこと好きですから!」

「あたしも仮名ちゃんのこと好き!!! 殺されてもいい!!!」

ですから逆でお願いします★





遅めの生理がきました。外泊等のストレスか? 随分と遅れたな。



昨日は十三日の金曜日だったのに・・・・・・愛しのジェイソン様は現れず・・・・・・いったいいつになったらお会いできるのかしら?

『若者』『ドラッグ』『sex』この三種の神器? が必要だからね~・・・・・・。

残念ながら1つも当てはまりませんわ~~~~~~!!!!!!





土曜日です。暇です。早く出たいです。出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい 出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい出たい。

うん。出たい。解放病棟に早く行こう。何もない暇で無駄な一日が過ぎて行く。

無駄だな~。本当に無駄だ。明日も暇で無駄な一日か・・・・・・無駄に時間だけが過ぎて行く。





外出していた『メリット』から綿棒のお裾分け。お風呂上がりに使おう!

嬉しい~~~けど、今の私には綿棒も贅沢品のような気がする。


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