自殺旅行
第6章 大部屋
九十九日目
土曜日。暇決定。『メリット』は午後から外出。今日のダメ熟女はゲームです。モンハンに決定! って言うかモンハンしかないんだけど。
他はぜ~~~~~~~~んぶ売っぱらってやったゼ!!! でもモンハンだけは・・・・・・もしもの暇潰しのためにと・・・・・・。
自殺志願者が自殺旅行に持っていくほど楽しいんだゼ☆
カプコンさん凄いね! 天才だよ・・・・・・・あんた天才だよ!!!
外出から戻ってきた『メリット』にチーズと林檎丸々一個お土産に頂きました。
わ~~~い! チーズだ! チーズ!!
チーズ大好き~~~♪ どのくらいぶりかな? チーズ食べるのは。
嬉しい! 嬉しい! ありがとう!!
夕食後。
『メリット』とコタツでお話し。
あぁ・・・・・・・・・・・・まただ・・・・・・ごめん・・・・・・ごめんよ・・・・・・・ごめんなさい・・・・・・・。
泣かせてしまった。『メリット』ごめんなさいね。二回目だね。私、一回り以上も年上なのにね・・・・・・。
人の言動って本当に難しいよね。分からないし・・・・・・。どの言葉が誰を傷つけるのか・・・・・・分からない。
言ったほうは分からない。勿論悪気なんてなくて・・・・・・でも言われた方は・・・・・・なんて事、いくらでも、誰にでも沢山沢山ある。
少女は泣きながら謝る。
「ごめんなさい・・・・・・・」
と。
「ごめんなさい・・・・・・私の言葉で仮名さんを傷つけていたなんて・・・・・・ごめんなさい・・・・・・」
と。気にするな☆ そう言っても気にして泣きじゃくるのは少女の心が優しいから。とても素直でとても優しい。
私ごときの事で涙を流すのはもったいないぞ!
涙腺少しだけ元に戻った?
それはそれで良いことだ。