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自殺旅行

第7章  解放病棟へ



「居ると思ってました~~~」

ネットで色々調べていたら後ろから声を掛けられ突っつかれ振り返ると・・・・・・『メリット』が!

『メリット』の傍らには小さなおガキさまが・・・・・・妹のようです。お手々繋いでなんだか和む光景~~~☆

しばしお話を・・・・・・わざわざ外出ついでに会いに来てくれた・・・・・・嬉しいよ~♪ ありがとう♪





自由時間も終了。病院に戻って静まり返っている外来ロビーで無駄な時間をボーーーっと過ごしていると『メリット』が母親と先程見た妹と三人で外出から戻ってきた。

暇そうな私を笑う『メリット』。





解放病棟の患者で『KM』という足が悪いおっちゃんが居るのだが・・・・・・このおっちゃん私が第一病棟に居た頃、内庭に出ている時に上から声を掛けられていたのですが・・・・・・誰が教えたのか・・・・・・どこで知ったのか私の名前を呼んで手を振ってきていた。

第三に上がってすぐに声を掛けられていました。




主任さんに呼ばれて二人だけで話があると・・・・・・。

「『KMさん』に気をつけてね? 何か危ないと思ったらすぐに言ってね?」

「はい、分かりました」

って言うか・・・・・・ここでも気をつけてって言われるのか・・・・・・。





「ローソン行かない? おごるよ?」

『KM』がしきりに誘って来るのだが、私は色々と限定されていますので・・・・・・とお断りしても毎日誘われる。

どんだけ暇なんだい? コンビニくらい一人で行きなさいよ! 大人でしょう?!


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