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自殺旅行

第2章 自殺旅行


とまあ、出発するまでも色々なかなか大変なんだよこれが。
「来週くらいに仮名ちゃん家遊びに行ってもいいかな~?」
なんて、Tamoさんばりにお友達からお電話がかかってきてDoKiRi☆としながらも平静を装い、
「来週~~うぅ~ん・・・あ~、ごめんなさい。ちょっと忙しいです☆」
「あ~そうなんだ~。じゃあ再来週は?あっ!そうそう来月なんだけど~・・・」
「あ~~~、ちょっとムリっぽいんで、もう少し待ってください☆」
内心(ああぁ~~~~~・・・本当に!
マジで!ごめんなさい!!!!!!私、来月どころか今月なかばにはこの世にはいないんですよ~・・・。本当にごめんなさい!今まで本当に本当に本当に本当に本当に!!!ありがとうございました!マジで!スッッッッッゴい超楽しかったです!最後に言葉を交わせたのが嬉しいです!本当に本当に本当に・・・お世話になりました
!ありがとうございました!!!)
って思っていました。
私の中での唯一の「友達」と呼べる
『MGさん』。

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